2011年5月18日水曜日

廃校舎でシイタケ栽培 生産組合に売?

 和歌山県田辺市は26日、学校統合に伴って2007年3月に閉校した同市龍神村甲斐ノ川の下山路中学校の活用について、菌床シイタケの栽培に取り組んでいる「龍神マッシュ組合」(伊藤委代子組合長、龍神村甲斐ノ川)に売却する方針を明らかにした。同組合は、校舎やグラウンドを利用してシイタケの栽培を行う計画。05年の合併後、市が廃校舎などを売却するのは Atlantica rmt
、「秋津野ガルテン」として利用されている同市上秋津の旧上秋津小学校に続いて2例目。
 龍神村小家の小家会館で同日夜、手谷新一龍神行政局長らが出席して、住民らに方針を説明した。
 旧下山路中学校は敷地面積約1万平方メートルで、1979年に建てられ老朽化している鉄筋コンクリート造3階建ての校舎などがあり、現在でも電気や水道など年間80万円 redstone rmt
程度の維持経費が掛かっている。
 市は07年4月、龍神村区長連合会の総会で、関係する各区に対して活用についての協議を依頼し、10月に地域の役員らでつくる「旧下山路中学校廃校跡利活用にかかる地区懇談会」が発足。協議した結果、地区懇談会は08年6月、「施設規模が大き過ぎて地元の維持管理は無理。地域での利用の見込みもないので市の方で検討を進 rmt dragon nest
めてほしい」と最終的な意見をまとめた。
 具体的な動きがあったのは同年10月で、地元にある二つの建設業者が共同運営している龍神マッシュ組合から、甲斐ノ川上区長を通じて龍神教育事務所に旧校舎利用の申し出があり、昨年5月には組合から「旧下山路中学校買い取り計画書」が提出された。
 組合から市に提出された事業計画によると、グラウンドに Maple story rmt
シイタケを栽培するためのテントを建て、校舎についてはシイタケ菌を培養したり、出荷のために包装したりする場所などとして活用。最終的には、年間7万8千キロの生産量を見込み、10人程度の従業員も雇用するという。
 売却価格については不動産鑑定士に依頼して積算中だが、概算では土地価格約2千万円に対し、建物の取り壊し費用に5千万円程度が必要。
市が取り壊して販売した場合は赤字になってしまうことから、建物があることで土地利用が制限されることを考慮して売却価格を計算する方針。
 手谷局長は「皆さんに相談してもらったが、龍神マッシュ組合以外に相談が寄せられたところはなかった。公募してはどうかという話もあったが、地元の皆さんから提案してもらったものであるし、地域振興につなが
るものだと判断した」と説明した。
 市は今後、関係する各区の住民を対象とした説明会を開催。早ければ年内にも組合と売買の契約を結ぶ。

【関連記事】
廃校舎の活用考える 京大院生が就業体験
秋津野ガルテン、宿泊増加へ力注ぐ 客足は好調


引用元:くろネコ RMT

0 件のコメント:

コメントを投稿